以前の日本には、目には見えなくても「心のセーフティネット」が自然に張り巡らされていて、こころにヒビが入ってしまっても誰かがそれを癒やしてくれたり、あるいは自力でも修復しやすい環境にありました。
ところが、現在の日本社会は、表面的なことはともかく、本当の心を打ち明けたり、相談したりすることのできにくい世の中になってしまいました。そのために、心のヒビが深く広く進行し、結果として心の一部が機能不全に陥ってしまう、即ちうつ病のような心の病気になってしまうケースが急増しています。
そんな中にあって、カウンセリングの有効性が注目されるようになってきました。
カウンセリングって何なの?これが多くの方がまず抱かれるご質問だと思います。
カウンセリングの効能は、私は二つの側面があると考えています。一つは現在感じておられる心の痛みを和らげる対症療法的側面と、もう一つはその心の痛みの根本原因を探して対処を試みる発生源対策的側面です。
このことを説明するために、私は肩こりに対するマッサージと整体をイメージして戴いています。つまり、カウンセリングを、「心のマッサージ」と「心の整体」とに置き換えて考えてみようということです。
マッサージの目的は、肩の凝りの部分を揉むことにより血行を良くして老廃物を取り除くことです。腕の良いマッサージ師はお客様の本当に凝っている部分を素早く探し出し、丁寧に揉んでくれます。これがお客様にとってはとても気持ちが良く癒されます、終わったあとはすっきりとした気分になります。(肩こりの経験のない方、わかりにくかったらゴメンナサイ。)
一方、整体のほうは、肩こりはいったいどこから来ているのかを探していきます。骨格や関節に異常や歪みはないか、左右のバランス等に偏りがないかを調べて、原因が判明したらそれを整えていくのです。
カウンセリングも同様です。カウンセラーは話をすること、話を聴くことのプロフェッショナルですので、まずはお客様と会話をすることにより、本当の心の痛みがどこにあるのかを把握していきます。そして心の血行を良くするように心の凝りを揉みほぐしていきます。
一方、お話の中でお客様の考え方や価値観にバランスの偏りや歪みが感じられる場合はそれをうまく修正する手段を講じていきます。この前半部分が心のマッサージであり、後半部分が心の整体というわけです。
カウンセリングに興味はあるけど、どのくらいの期間通わなければならないのかわからないから不安だという声もよく耳にします。皆さんが何を目的にするかによって状況は違いますが、まずは1回試してみていただけたら幸いです。1回でも心のマッサージ効果はありますので、損をしたという気分にはならないと思います。肩こりも放っておくと血行不良が体の他の部分に悪影響を及ぼします。心のヒビは、放っておくと更に危険です。
早い段階であれば、心のマッサージだけでもヒビが修復される可能性も大きいです。
尚、当ルームでは、一度お試し戴いて、継続してみましょうとなった場合は、2週間に一度で4〜5回を一つの目安と考えております。勿論、お客様の状況により臨機応変に対応いたします。
また、カウンセラーがどんな人間かというのもご心配だと思います。相手の人柄を知るのには、本人に直接会うのが一番確かで、次が電話、次がメールのやりとりかなと思います。とにかく一歩を踏み出してみることが大切ですので、まずはメールでも電話でも偵察を兼ねて問い合わせしてみて下さい。何を問い合わせたらよいのかわからないという場合には「ちょっと雰囲気を知りたくて電話(メール)してみました」で十分です。本名を名乗っていただく必要はありません。ハンドルネームでも何でも結構です。
少しでも皆様のお役に立ちたいとの想いから当ルームを立ち上げましたので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。